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旅行のヒント
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アメリカのビザ

ビザ管理は米国国務省

ビザについての詳細かつ正確な情報は、あなたの国のアメリカ大使館か領事館で得るとよいでしょう。アメリカ国務省が運営するウェブサイトにも情報があります。www.travel.state.gov ここでは基本となる情報をお伝えするつもりですが、ビザに関する規則は非常に複雑かつ変動的なので、ご自分でも充分情報収集した上でこのページをご利用ください。

多様なビザの種類

ビザは大きく3種類に分けられます。もっとも簡単に取得できるのは、旅行者ビザとして知られるビジタービザ(Visitor visa)。このビザがあればアメリカに3ヶ月まで滞在することができますが、働くことはできません。各種短期労働ビザは発行が非常に厳しく制限されており、取得はかなり困難です。これはビザを取得した人が一定期間、通常6ヶ月から5年くらいの間に限り、アメリカで働くことができるというものです。アメリカ永住権が得られるのは移民ビザ(Immigration visa)で、これがあればアメリカで働くこともできますし、ほぼアメリカ人同様の権利を享受できます。ただこのビザは、取得希望者の状況如何では取得がきわめて困難で、場合によっては申請を却下されることも可能性もあるほどです。

旅行者にはビザ不要の場合も

旅行や出張でアメリカを訪れる場合は、ビザは不要もしくは必要としても簡単な旅行者ビザのみですみます。現在米国国務省は26の国について、その国民については旅行者ビザを免除する「ビザ・ウェイバー・パイロット・プログラム(Visa Waiver Pilot Program)」を適用しています。もしあなたのパスポートがアンドラ、アルゼンチン、オーストラリア、オーストリア、ブルネイ、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、アイスランド、アイルランド、イタリア、日本、リヒンテンシュタイン、ルクセンブルグ、モナコ、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、サンマリノ、スロヴェニア、スペイン、スゥェーデン、スイス、イギリスのいずれかのもので、かつアメリカ滞在が90日以内ならば、旅行者ビザの取得は不要なのです。

United States Passport © Art Today
アメリカのパスポート

旅行者ビザを取得するには

前項に挙げた国以外の人および90日以上の滞在を予定している場合は、アメリカに入国する前に旅行者ビザを取得しておかなければなりません。申請は各国のアメリカ大使館か領事館ででき、その際にはあなたがその国にずっと住み続けるつもりがあるか、あなたがその国と何かしら非常に強い結びつきがあるということの証拠提示が求められます。この証拠は90日以内にあなたがその国に戻るということが明確に示されるもの、例えば不動産やビジネスの所有、家族の存在、仕事、保護者となるアメリカ在住者による書面などが挙げられます。つまり、アメリカ大使館の係員が、あなたがアメリカに居つかないだろうと納得するに充分な書類が必要と言えるのです。ちなみに、ディズニー・コーポレーションではアメリカで交換留学生を大量に受け入れていますし、またオペア(au pair:ホームステイで家事手伝いをしながらの語学留学)を斡旋する短期雇用業者もたくさんあります。

短期労働ビザ

短期労働ビザは状況に応じて、さまざまな種類が用意されています。その種類は外国の会社から派遣されるエグゼクティブ用のものから特種技能保持者用、季節農業労働者用、芸能人用、アーティスト用、教員用、宗教者用、研修生用、文化交流者用までさまざまです。もしあなたが仕事でなにか特殊技能を持っていたり、有名なタレントやアーティストであれば、この短期労働ビザは簡単に取れるでしょう。反面、そうでない場合の取得は難しいものです。

アメリカで旅行しながら働く

若い人には、全米を働きながら旅することに興味をもたれる方も多いようです。この場合は学生ビザか交換留学制度を利用するのがよいでしょう。学生ビザ(J-visa)はアメリカ政府に認可された教育機関に受け入れが決まっている留学生に発行されます。このビザを取れば即働くことが可能になるわけではありませんが、学びながら働く道はいろいろとあるでしょう。文化交流ビザ(Q-visa)があれば短期労働は認められていますが、ビザ申請の前に認可された文化交流団体に所属して働いていることが必要です。

原作筆者: Mike Leco
訳: Etsuko Tada
上部写真撮影: © Mike Leco / USATourist.com
写真詳細: ウェストヴァージニアのポトマック川そしてシェナンドウ川