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キャンプをするのヒント

アメリカでのキャンプには3つの種類があります。自宅と同様の快適さを求める人向けのレクリエーショナル・キャンプ、自然に溶け込むことを楽しむプリミティブ・キャンプ、より冒険的なワイルダネス・キャンプ。どの種類のキャンプ場も、全米にはたくさんあります。

Wilderness Camping © Corel
ワイルダネス・キャンプは多くの国立公園や州立公園、自然保護地域ですることが許可されています。

レクリエーショナル・キャンプは全米に何千とある民間キャンプ場で可能です。キャンプ場には大抵、清潔なトイレに熱いお湯の出るシャワー、コインランドリー、コンビニエンスストアなどが併設されています。こうしたキャンプ場は通常、キャンピングトレイラーやモバイルハウスといったRV(recreational vehiclesレクリエーショナル・ビークル)を対象にしているので、電気、水、下水への接続設備も設置されてあります。キャンパー達は自宅からテレビ、ステレオ、エアコンなどの娯楽設備も運んで来るのです。このようなキャンプ場でテントを張ることもできますが、先述したような接続設備が必要無い以上、きっと割高に感じることでしょう。よってテント・キャンパーを見かけることはほとんどありません。KOA(Kampgrounds of America)は全米で何千もの立派なレクリエーショナル・キャンプ場を経営しています。どこもとても良質で清潔、設備もよくできています。一泊20ドルから30ドルが設備の整ったキャンプ場での宿泊費です。

Recreational Camping © Corel
レクリエーショナル・キャンプは全米に何千とある民間キャンプ場で可能です。キャンパー達は自宅からテレビ、ステレオ、エアコンなどの娯楽設備も運んで来るのです。

プリミティブ・キャンプ場は全米の国立公園、州立公園などの公園や国立のレクリエーション地域に設置されています。キャンプサイトにはピクニックテーブル、トイレ、飲料水栓があるのが普通です。まれにシャワーがある所もありますが、電気や水の接続設備は通常ありません。道路から遠く離れたハイキング・トレイル沿いにキャンプ場が設置されていることもあります。トレイラーやモバイルハウスはプリミティブ・キャンプ場ではあまり見かけません。大半のテント・キャンパーに好まれるのがこのタイプのキャンプ場。一泊の料金は5ドルから10ドルですが、無料の場合もあります。

ワイルダネス・キャンプは多くの国立公園や州立公園、自然保護地域ですることが許可されています。キャンプ設備は全くないのが普通ですが、そのかわりどこでもキャンプできるのです。ただし場所によっては、キャンプはキャンプ場でしかできない場合もありますのでご注意を。このキャンプの場合、水や食料やシェルターなど必要なものはすべてバックパックに詰め込むか、動物に背負わせるかして自分で運ばなければなりません。ほとんどの公園では、大自然地域に足を踏み入れる前にキャンプ許可証を取得しておくことも必要です。また、小額ですが使用料を支払わねばならないこともあります。キャンプファイヤー、環境保護、馬などの荷運びをする動物の使用についてはところによって規制があることもあります。許可証を申請する際に該当の公園事務局に詳細を問い合わせておきましょう。

毎年、すぐれたキャンプ・ガイドブックが何冊も発行されています。どれも全米のレクリエーショナル・キャンプ場、プリミティブ・キャンプ場が設備情報つきで網羅されています。ワイルダネス・キャンプの情報源には登山やハイキングのガイドブックがよいでしょう。キャンプ場一覧やガイドブックは大きめの書店やアウトドア用品店で手に入れられます。また、全米自動車協会(American Automobile Association, AAA)も良心的な値段でキャンプ場ガイドを販売しています。

原作筆者: Mike Leco
訳: Etsuko Tada
上部写真撮影: © Mike Leco / USATourist.com
写真詳細: キャンプをする