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食事のヒント

アメリカ料理はハンバーガーやピザといったファストフードのみならず。確かにアメリカのチェーンは世界中にアメリカ式ファストフードを広めるのに成功したので、今やアメリカでは誰もがファストフードだけを食べていると考えている外国の人も少なくないようです。しかしアメリカが多様な文化のるつぼとなったのと同様にさまざまな料理も混在しつつあり、食事に関しては実に多くの選択肢があるのです。

American Hamburger © Corel
アメリカのハンバーガー

ファストフードは確かに全米どこにでもあり、またよく利用されているのも事実です。ファストフードチェーンにはいかにもアメリカといったハンバーガーやホットドッグ、フライドチキンを出す店からイタリア料理であるピザ、メキシコ料理のタコス、ジャイロというギリシャ風サンドイッチ、そして中華の春巻に至るまで、実にさまざまなメニューを供するチェーンがあるのです。また、ファストフードとは言えどもかなりレベルの高い店もあるのに、価格はとても控えめなのが普通です。ファストフードレストランはメニューの種類という面で面白味に欠ける場合もありますが、たいていの場合良質のサービス、安定した品質、清潔な店内はほぼ確実と言っていいでしょう。

ではアメリカ料理とはどんなものかと言えば、まず言えるのが伝統的にアメリカで食べられている料理、ということです。大半は初期のヨーロッパからの移民によってもたらされたものですが、その地方で得られる食材など土地柄に合わせて変えられもしています。伝統的なアメリカ料理としては、フライドチキン、ミートローフ、ベイクドポテト、とうもろこし、ベイクドビーンズ、アップルパイなどが挙げられるでしょう。

地方料理は州によってさまざまに違いますが、どこからの移民が多いかといった文化的要素とともに、土地特有の食材による所が非常に大きいです。北東部のニューイングランド料理はもともとのイギリス系移民の食事に大きく影響を受けていますし、また南部料理には明らかにアフリカ色が濃く見られます。ニューオーリンズ近辺で見られるケイジャン(Cajun)料理はスペイン、フランス、そしてアフリカ料理がスパイシーに混ざったものです。またカリフォルニア料理は地元の新鮮な果物と野菜を使ったアジア、メキシコ、スペイン料理の不思議なコンビネーションで知られています。

Roast Turkey © Corel
七面鳥のロースト

各国料理は全米で人気があり、急速に広まってきています。たとえばイタリア料理はファストフードのピザから本格的イタリア地方料理まで広く浸透していますし、中華料理もまた同様です。メキシコ料理レストランは西南部と西部の州にとりわけ多くありますが、他の州でもよく見られます。東ヨーロッパ料理、ギリシャ料理、中東料理、インド料理、アフリカ料理、南アメリカ料理、カリブ料理、そして数限りないエスニック料理レストランもほとんどの都市で見られるでしょう。

健康食もアメリカでは大人気で、全米をあげて健康に気を配っているか数パウンド体重を減らそうとしているかのようです。この国では低脂肪、低カロリー、菜食を好む方でもまったく問題なく食事を楽しめるでしょう。サラダバーはごくごく一般的にありますし、多くのレストランは低カロリーや低脂肪のメニューも用意しています。

低予算で食事のページあります。できるだけ支出を押さえたアメリカ旅行の場合でも、内容的に満足できてかつ1日あたりの食費を10ドル以下に抑えることはけして難しくありません。また、もし自分で少し調理の手を加える気があるならば、もっと安く抑えることもできるでしょう。

愛煙 家の方へアドバイス:アメリカでは今やエレベーター、公共の建物、病院、バス、電車、飛行機内はすべて禁煙ですし、レストランでも分煙です。家中だれもタバコは吸わない家庭も多いですし、自分の家でお客にタバコを吸われるのを嫌がる人も少なくありません。かならず周囲の人に尋ねてからタバコに火をつけるようにしましょう。

飲酒 についてのアドバイス:お酒は21歳以上、はほぼ全州で共通で、21歳未満の人がアルコール入り飲料の購入、所持、摂取をすることは法律で禁じられています。バーやナイトクラブでは、たとえ親が一緒でも21歳未満の人は入店させられません。アルコールを出すレストランには21歳未満でも入れますが、アルコール飲料が出されることは絶対にないでしょう。
原作筆者: Mike Leco
訳: Etsuko Tada
上部写真撮影: © Mike Leco / USATourist.com
写真詳細: マンハッタンのトムのダイナー