ワシントン州
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ワシントン州-エバーグリーン・ステート

ワシントン州はカナダと隣接し、そしてアメリカの最北西部端に位置しています。この地域は一般にパシッフィック・ノースウエストとして知られており、その自然のままの美しい風景、狩猟、魚釣り、ボート乗り、スキー、登山、自転車乗り、バックパッキングのような、様々なアウトドア・アクティビティで有名です。

Rialto Beach in Olympic National Park © Mike Leco / USATourist.com
カリフォルニアから巨大レッドウッド(アメリカスギ)がオリンピック国立公園の海岸に打ち寄せられます。夕日が色落ちた木々をフェアリーオレンジの色に変えます。

太平洋の西部海岸線はその風景美で有名です。絵のような湾、そびえ立つ崖、ごつごつした岬は、多数の捨てられてマッチ棒のように散在した巨大な丸太が散らばる岩の多い海岸を、ところどころに飾ります。ピュージェット湾と呼ばれる巨大な入江は、100マイル以上内陸に入り込み、75マイル以上より南へと伸びます。

ワシントン州を訪れるほとんどの観光客の人たちは、主要都市のシアトルに飛行機で飛び、そこからこの州を旅行して周ります。シアトルはアトラクションおよび活気に満ちたエンターテイメント場面が多くある、とても景色の良い都市です。豪華クルーズ船がシアトルからアラスカへ出航する一方で、フェリーは西部の島々およびオリンピック半島を行き来する通勤者と観光客の人たちが利用する交通機関です。シアトル北部のピュージェット湾入江近くにあるサンファン諸島周辺地域の野生シャチの生息数、また、おびただしい数の鳥、魚、アザラシ、ラッコは、多数の観光客の人たちを魅了します。さらにその北には、バンクーバー島のビクトリア、そしてカナダ本土のバンクーバーが、カナダのアトラクションを提供します。

オリンピック半島

この壮大な湾は、オリンピック国立公園にほとんど含まれる、広大な山地とまばらな人口のオリンピック半島の輪郭をはっきりと示します。オリンピック山脈はあまり高くありません。オリンピック山脈の最も高い山頂は8,000フィート(2500 m)未満ですが、太平洋の暖流がもたらす大量の降水量のため、オリンピック山脈の山頂は年間を通して雪と氷河に覆われています。これら山脈の西部斜面は、巨木が密集して豊富に生え、さらにぜいたくな緑色の苔とシダがその地面の下に厚く覆い茂る、温帯雨林で覆われています。

View of Seattle from Space Needle © Michelle Leco / USATourist.com
シアトル市内の360度の素晴らしい眺めは、シアトルで最も知られているランドマークのスペースニードル最上階から楽しめます。

ピュージェット湾対岸のオリンピック半島東部にワシントン州の大都市であるシアトルがあります。「エメラルドシティ」の愛称で呼ばれるシアトルは、水に囲まれた連なった丘の上に位置しています。シアトルでは夏を涼しくして、さらに冬を氷点以上に保つ、太平洋からの湿った微風によって和らげられた温和な気候が楽しめます。シアトルは頻繁に雨が降り、そして霧が出ますが、めったに雪は降りません。シアトルにはマイクロソフト、アドビ、アマゾン、さらに他のハイテク産業企業が多く集中しています。シアトルは大きなアジアコミュニティーを含む様々な人種の人たちが住んでおり、また、シアトルの人たちはコーヒーのヘビードリンカーとして有名です。

カスケード山脈

シアトルとピュージェット湾の真東には、カスケード山脈が北はカナダ国境から南はオレゴン州までずっとワシントン州内をわたり、峰を連ねています。カスケード山脈の山頂は一般的に標高がほんの5,000~9,000フィート(1500~2800 m)ですが、大量の降水量のためこれら山頂は毎年冬に雪で覆われます。周辺山脈より高く、いくつかの火口円錐丘がある、標高14,000フィート(4300 m)と最も高くそびえる万年雪に覆われたレーニア山が、天気の良い日にはシアトルの地平線上にはっきりと見えます。カスケード山脈の連山は、観光旅行者の人ともにスキーをする人たち、キャンプをする人たち、バックパッカー、狩猟をする人たち、魚釣りをする人たちに人気な旅行地です。登山者の人たちはレーニア山および他の高くそびえる火山山頂で登山技術を磨きます。

ワシントン州東部は、カスケード山脈の雨の降らない場所に位置しており、降水量が非常に少ないです。溶岩の草原およびやせた尾根からなる不毛の高原は、ワシントン州東部の州境に近づくとともに、うねる牧草地や穀物畑のゆるやかに起状する雨の少ない丘へと緩やかに広がっています。壮大なコロンビア川は、カナダ国境からワシントン州東部地域を通り、オレゴン州とワシントン州の南部境界に至ります。ここワシントン州東部でコロンビア川は、アイダホ州から西へと流れるスネーク川、そしてカスケード流域から南東へと流れるヤキマ川と合流します。その後、このより大きくなったコロンビア川は太平洋へと西に流れながら、ワシントン州とオレゴン州間の境界を定めます。

ワシントン州のワインカントリー

これらの3つの川はワシントン州東部に川岸域の農業地帯を作ります。これら川の谷間には多数のフルーツや野菜を生産する農地、果樹園、ブドウ畑があります。

シアトル東部に位置するスノークオルミー峠はシアトルからほんの50マイルです。スノークオルミー峠は、カスケード山脈の風景美、そしてヤキマ渓谷の向こう側への容易なアクセスを提供します。人気な観光アドベンチャーの1つは、ヤキマ渓谷を下り、コロンビア渓谷へとゆっくりドライブをして、ワシントン州のワインカントリーにある様々なワイナリーでワインを試飲することです。

Mt. Rainier © Mike Leco / USATourist.com
リフレクション湖はレーニエ山の美しくユニークな眺めを提供します。Paradise Inn(パラダイス・イン)のすぐ下にあり、写真家の人たちに人気なスポットです。

マウント・レーニエ国立公園

シアトル南部にあるマウント・レーニエ国立公園は、シアトルから100マイル以内の所に位置しています。マウント・レーニエ国立公園の綺麗な風景のアトラクションを見学する、樹木に覆われた山をハイキングする、または氷と雪に覆われた山頂に登山すために、毎年多くの観光客の人たちが訪れます。近くにあるセントへレンズ山は1980年の大噴火の形跡がいまだに残っています。さらにもっと南には(シアトルから約3時間のドライブ)、ポートランド(オレゴン州)とコロンビア渓谷が観光客の人たちを魅了します。

ワシントン州の気候

ワシントン州を訪れるベストな時期は、気候が最も暖かく、そして降雨量が最も少ない夏時期、またはスキーやウィンターアクティティの好きな人には冬です。

シアトルは夏の気温が華氏70~80度(摂氏20 ? 27度)を越えることがなく、時々降る雨は一般的にやさしく降るにわか雨あるいは軽い霧雨です。ヤキマ渓谷および東部地域は、シアトルよりとても暖かく、夏に雨が降ることはまれです。シアトルの海岸沿い地域の冬および春は、度々の霧、霧雨、小雨を伴う、最も雨の多い時期です。シアトルはほとんど雪が降りませんが、オリンピック山脈から西およびカスケード山脈から東のより高い地域では雪が大量に降ります。

原作筆者: Mike Leco
訳: Yoko Sugiyama
上部写真撮影: © Michelle Leco / USATourist.com
写真詳細: シアトル北部に位置するスカギット郡のチューリップ畑は春の風景に多彩な色を添えます。