シェナンドウ国立公園
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シェナンドウ国立公園

森のマジック

Deer © Carla Suson / USATourist.com
日没時近くには見晴らし場所近くの空き地でよく鹿が食べ物をあさっているのを見かけます。

古代の広葉樹の中に立ち霧が大地を横切って流れるのを見たとしたら、シェナンドウはマウンテンローレルに隠れる妖精と岩から岩へと踊る地の精で満ち溢れた魔法の場所と証言するでしょう。妖精や地の精は存在しませんが、この巨大な土地は森および空に向かって色彩と静かな光彩の秘密で満ち溢れた無人の地です。

北西部3番目の州であるバージニア州に位置したシェナンドウ国立公園は自然環境保護地であり、アパラチア山脈(Appalachian Mountains)中央部のブルーリッジ・パークウェイ(Blue Ridge Parkway)の一部です。これら東海岸の山脈は約3億年前のもので、2つの地球のプレートが一緒に強く押しつけられ、火山岩、石灰石、緑色岩(緑色の変質した石灰石)が何マイルも上に押された時に形成されました。当初、これら山脈の山頂はロッキー山脈ほどではありませんが高いものでした。しかし、時間と水が外見を緩やかに傾斜した山々と深い谷間にすり減らしました。

再生された森林

イギリス人調査隊が山脈を通り抜ける通路を捜し求めた時、彼らはこの森林内で平穏に住むMonacansとManahoacsのインディアン部族を発見しました。アメリカ人開拓者が山脈をゆっくり移動して行くにとともに、彼らは農業用に森林を開墾しました。土着の動物たちは絶滅近くまで狩立てられました。シェナンドウの谷間は今でも肥沃な農地で覆われていますが、痩せた山脈の土地は遂に不足し、農民はより良い土地に移動しました。

20世紀初期、ますます混みあった東海岸の都市からの人々は、アパラチア山脈の自然美を評価し始めました。1926年には、議会がシェナンドウ地域を国立公園に選択しましたが、個人投資家から土地を買い戻すのに時間が掛かりました。1936年まで国立公園に納められませんでした。この時、これらの土地は木々や自然の成長を再出現させることにより元の自然状態に戻しました。時間とともに鳥、ビーバー、鹿、リス、熊などのすべての野生動物も戻ってきました。

何を見学するか

スカイライン・ドライブはシェナンドウ国立公園を通り抜け、遂には風景の良いブルーリッジ・パークウェイにと接続します。この道路は多数のピクニック場所、数マイルごとに風景の良い見晴らしのある、山脈周辺の美しい曲がりくねったドライブです。各見晴らし場所で停車することはとても価値がありますが、非常に時間が取られます。とはいえ日没時近くには見晴らし場所近くの空き地でよく鹿が食べ物をあさっているのを見かけます。多くの人たちはどこかに車を停め、500マイルに及ぶハイキングトレイルの一部を探索することを好みます。ハイキングトレイルのほとんどは比較的短距離ですが、最低1つのトレイルは初期開拓者が使用した歴史的なアパラチアトレイルの一部を代表し101マイルにも及びます。ホワイトオーク・キャニオントレイルは、6つの美しい滝と太古の森に通じ、最も人気なトレイルです。

Woodland Waterfall © Carla Suson / USATourist.com
山脈のマジックは朝霧で生き返り、雪解けからの流水量が増水した多数の滝の周辺に一日中留まります。

ハイキングをする際は、トレイルから外れた静かな場所を探索することを躊躇わず、美さの小さな手ががりを探してみてください。春にはピンク色のツツジ、黄色のパフィオペディルム、白色のマウンテンローレルが咲き始め、引き続き夏へと移り変わります。花というよりもゴーストのように見える完全に白い植物のアキノギンリョウソウさえも、木々の根元近くで見かけられます。また、様々な形、大きさ、色のキノコの一群もターキートレイルで見かけられ、黄色のサンゴタケや赤色のタマゴタケは古い切株や木の根元に隠れています。

シェナンドウ国立公園に隣接し、私有の洞窟がさらにこの地域には点在しています。入場料を払うと、山脈奥地に行け、自然が形成した美しい石の彫刻を見学できるガイドツアーに参加することが出来ます。バージニア州ルーレイ(Luray)のルーレイ洞窟は最高で、最も開拓された観光用洞窟です。シェナンドウ洞窟には美しく湿気を持った洞窟があり、また、子供のためのアメリカの祝典パレードもあります。このパレードは、美しい背景中で設定された過去のローズパレードからの自動彫像のコレクションです。バージニア州フロントロイヤル(Front Royal)のスカイライン洞窟では、石灰石の壁から生えている美しい岩の「花」、アンソダイト(石花)の珍しい岩構成が見学できます。 

設備と宿泊施設

多数のベッド・アンド・ブレックファーストスタイルのホテルが、シェナンドウに隣接する小さな町にありますが、4つの主要入口の町であるバージニア州フロントロイヤル、ルーレイ、ニューマーケット、エルクトン、シャーロッツビルに固まって建っている傾向があります。シェナンドウ国立公園内にはバージニアスカイライン社によって経営されているスカイライン・ロッジ、ビッグメドウ・ロッジまたはルイーズ・マウンテン・キャビンなど、訪問者が滞在できる施設があります。各宿泊施設には、食堂、食料雑貨店、コインランドリー施設があります。

ビッグメドウ、ルイーズ・マウンテン、ロフト・マウンテンには、14日間の使用期間で先着順に使用する、3つのキャンプ場地区があります。これらのキャンプ場にはシャワー施設がありますが、電気は完備されていなく、キャンプをする人はすべての食べ物を車中に安全に保管する事を警告されます。最初に適切な許可を取得した人に限り、自然の中での野営キャンプができます。

国立公園で1日だけ過ごしたい人には、トイレと展示場がビッグメドウのディッキーリッジビジターセンターおよびバードビジターズセンターにあります。バードビジターズセンターには鹿が草を食べている牧草地を見下ろす大きなバルコニーがあり、特に日没近くの眺めは素晴らしいものです。スカイランド・ロッジでは1時間または1日馬を借りることができ、自動車制限速度が時速35マイルのスカイライン・ドライブの舗装された道沿いに自転車乗りがお勧めです。魚釣りは4月から10月までバージニア州免許で許可され、バードウォッチングは春が一番良い時期です。

いつツアーするか

シェナンドウは一年中美しいですが、何時でも行けるわけではありません。3月後半から6月は、丘は多数の他の美しい花とともに黄色のパフィオペディルム、英名blue-eyed grassと呼ばれるユリ、白色のマウンテンローレルが咲き乱れます。山脈のマジックは朝霧で生き返り、雪解けからの流水量が増水した多数の滝の周辺に一日中留まります。夏に入るにしたがい、山脈は成長した葉と森の地面を覆う苔で深緑色になります。山脈は谷より15度涼しいく、夏の暑さからの良い避暑になり、この季節が山頂を訪れる良い時期です。

秋は木々が赤色や黄色になります。ニューイングランドの人たちは、カエデ、トネリコ、シダの燃えるような秋の色で山腹がにぎわうこの時期が一年で一番良い時期と言います。スカイライン・ドライブは、通常9月中旬からの1ヶ月間の短い期間に息をのむほど美しくなります。その後、冬の雪がこの地域を覆う時、青空と対照的にまばらな黒色の線のような地上にむき出した幹が純粋な白色になります。シェナンドウ国立公園は年中営業していますが、大きな氷または吹雪のため冬季にスカイライン・ドライブが短期間閉鎖されます。また、10月後半ごろロッジも閉鎖され、3月または4月まで再オープンされません。

原作筆者: Carla Lee Suson
訳: Yoko Sugiyama
上部写真撮影: © US National Park Service
写真詳細: シェナンドウ国立公園