ネイティブ・アメリカン・インディアン
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ネイティブ・アメリカン・インディアン

インディアンそれともネイティブ・アメリカン?

初期ヨーロッパ人探検家たちがアメリカ合衆国に初めて到着した時、インドに到着したと間違って信じ、彼らはアメリカのネイティブ・アメリカン先住民をインディアンと誤って呼びました。不適切にも、この間違いが今日まで続き、多くの人々は未だに全てのネイティブ・アメリカンをインディアンと呼びます。ネイティブ・アメリカンの人々の中にまで彼ら自身をインディアンと呼ぶ人が少なからずいますが、ネイティブ・アメリカンたちのほとんどは正統な部族名を使用することを好みます。また問題を避けるには、ネイティブ・アメリカンの人にインディアンと呼んでも良いのか聞くべきです。アメリカ合衆国外に在住する当ウエブサイト読者のみなさんの混乱を避けるため、当ページではこの用語を解説し、アメリカ国内に住むネイティブ・アメリカンの人々の感情を害することを避けたく思います。

ネイティブ・アメリカンとインディアンの両用語は、同質集団を意味しており、誤解を招きます。ヨーロッパ人たちがアメリカ合衆国に入植した際、アメリカ国内のネイティブ・アメリカンたちは数百以上の異なる部族から成っていました。これら部族の多数は、共通言語、または同じような文化を共有していませんでした。実際、ネイティブ・アメリカンの部族のいくつかは絶えず他の部族と戦っていました。恐らくこの事が、今日、多数のネイティブ・アメリカンたちが自分たちをネイティブ・アメリカンまたはインディアンと呼ばず、例えば「私たちはラコタ族です。またはスー族とも呼ばれます。」と言うのを好む理由でしょう。

Statue of Indian © Michelle Leco
正式衣装で着飾ったネイティブ・アメリカン・インディアンの像.

多種多様な部族が存在する

初期ヨーロッパ人探検家たちがアメリカ合衆国に到着した時、ネイティブ・アメリカンの部族がこの国の至る所に住んでいました。これらヨーロッパ人初期移住者たちはアメリカ北東部に住むデラウェア族、イロコイ族、セネカ族、カユーガ族、モホーク族、アルゴンキン族、さらに他の部族を発見しました。また、彼らはアメリカ南部に住んでいたセミノール族、チェロキー族、ミクスキ族とも出会いました。スペイン人探検家たちはカリフォルニア州でショショーン族、パイユート族、ミウック族、さらに多くの部族に遭遇しました。19世紀までには、これらヨーロッパからの移住者たちが西部に移動を開始し、ネイティブ・アメリカン部族たちを本来の彼らのホームランドから追いやり出しました。これは、アパッチ族、スー族、コマンチ族、そして他の部族のような西部インディアンとのアメリカ合衆国の恥ずべき戦いの時期でした。この戦いでは、優勢な数の兵隊と高度技術によりヨーロッパ移住者たちがすぐに勝利を収め、生延びた数少ないネイティブ部族はインディアン居留地として知られる小さな地域に強制的に制約されました。

今日では、アメリカ国内至る所に何百ものインディアン居留地があり、これらネイティブ・アメリカンの多数の子孫たちがこの居留地で生活しています。いくつかの部族では、居留地内の天然資源から利益を得ており、その居留地内の住民たちはむしろ裕福に生活しています。また、その一方、他の居留地ではお金になる観光業を営んだりしています。しかし残念な事に、多数の部族の居留地内には利益を得られるような資源がほとんど無く、これら居留地に住む人々は貧しく生活しています。

全てのネイティブ・アメリカンがインディアン居留区に住んでいるわけではありません

ネイティブ・アメリカンの子孫たち全てが、これらインディアン居留地で生活しているわけではありません。彼らの子孫たちの多数は、アメリカに移住してきた人々の優勢な文化社会全体に同化することを選択しました。アメリカ国内を旅行するとネイティブ・アメリカンの子孫たちに会うかも知れません。もしかしてホテルのフロントデスクで働く女性がプエブロ族またはシャイエン族出身かも知れません。また、お金を換金してくれる銀行員がショショーニ族出身かも知れません。あるいは、ファーストフードレストランで働く少年にチェロキー族の血が流れているかも知れません。

インディアン居留地を訪れる事により、アメリカのネイティブ・アメリカンの文化について学ぶ事ができます。いくつかの居留地は一般公開されており、これら居留地の住民たちが観光客を歓迎してくれます。ある一部の居留地では、部族の人々が博物館、文化的展示品、ホテル、リゾート宿泊施設、さらにカジノなども営業しています。(彼らのユニークな社会的地位を利用し、アメリカ国内で禁止されている賭博を提供しています。)また、観光客の人々に部族の文化儀式やダンスの見学または参加を許可する部族も少数あります。

Teepee © IMSI
一般に、伝統的ティピーは動物の皮から作られます。遊牧的ライフスタイルにともない、その可搬性により、グレートプレーンズのネイティブ・アメリカン・インディアン部族はティピーを使用しました。

ほんの少数の居留地だけが訪問者を受け入れています

全てのインディアン居留地が一般公開されているわけではありません。いくつかのインディアン居留地の住民たちは、自分達の家のプライバシーを保持したいと望み、観光客の訪問を制約しています。この事から、これら部族では時々部族ダンスや宗教儀式に観光客の訪問を全面禁止します。これらネイティブ・アメリカンの部族のプライバシーに対する要望を尊重してください!

ネイティブ・アメリカンの文化について学ぶ本当にすばらしい方法は、パウワウまたは部族の集りに参加することです。パウワウとは、その部族の散存した一員全てのために行われる社会的な集いであり、儀式的お祭りでもありす。パウワウのいくつかはインディアン居留地内で行われ、その他はアメリカ国内至る場所で行われます。大規模なパウワウは、多数の異なる部族のネイティブ・アメリカンたちを魅了します。

パウワウでネイティブ・アメリカン文化を学ぶ!

パウワウのほとんどは一般公開されており、歌、ドラム演奏、儀式ダンス、民族衣装の各コンテストや各競争があります。パウワウでは、ネイティブ・アメリカンの人々の正装している姿を多数見かけることができます。そして、パウワウでは伝統的ダンスを見学でき、歌やドラム演奏を楽しむことができます。また、時々あなたもダンスに参加することができます。通常、パウワウは入場料を払い、さらにネイティブ・アメリカンの手芸品とともにネイティブ・アメリカンの食べ物や飲み物を購入できる機会があります。パウワウでのいくつかのダンスでは、演奏しているドラマーに数ドル寄付することが伝統的習慣です。写真撮影は通常許可されていますが、写真撮影しても良いか常に許可を得るようにしましょう。時には、チップが少し必要です。

アメリカ旅行計画の際は、旅行を予定している地域のパウワウのスケジュールを確認し、そのインディアン居留地が訪問者を受け入れているかどうかも確認しましょう。この事前の下調べをすると、旅行日程にインディアン居留地の訪問、またはパウワウへの参加を組み込むことができるでしょう。

原作筆者: Mike Leco
訳: Yoko Sugiyama
上部写真撮影: © USATourist.com
写真詳細: ネイティブ・アメリカン・インディアンがパウワウで演じています。